春の選抜甲子園

いよいよ今月19日(木)より春の選抜甲子園が開幕します。ご存知の通り今大会は群馬県より健大高崎高校と桐生第 一高校の2校が選出されました。藤岡出身の選手も出場すると思いますので、みんなで応援しましょう!また高校野球 だけではなく学童や中学生、大人の野球も対外試合が解禁となりさまざまな大会が開催されると思います、選手の皆 さんには大きな怪我無く野球をおもいっきり楽しんでもらいたいと思います。さて今回私がお話したいのは良い結果 を出すための考え方です。野球は調子の波がおきやすいスポーツです。しかしこの事を忘れてしまい理想の中でのプ レーを求めてしまう選手や大人が少なくないと思います。もちろん理想とするプレーを求めて調整やトレーニングする 事は必要ですが、常にベストコンディションで臨める事は絶対にありませんからベストを尽くす事が重要になるわけで す。元メジャーリーガーの黒田博樹さんは以前コラムの中で『調子に左右されずに、その日の調子の中でベストを尽く すことが一番大事』と書かれています。調子の中でベストを尽くすために、今日は何が良いボールなのかを把握することが重要。皆さんの中にも理想に支配され『おか しい』『なんで』『どうした』『こんなはずじゃ』とメンタル的に追い込んでしまっている人はいないでしょうか?大人であれば過去の経験の中からその日の状態に合わせ て微調整をする事も可能なのでしょうが、子供達にはそうはいきませんから周りの大人が柔軟な目で声をかけ、その日その時の良いところを見つけてあげて前向きに なれる様なアドバイスをしていただければと思います。昔から『筋書きのないドラマ』と言われるように思った通りにいかないのが野球の面白いところのひとつです。 マイナスな事を考えていたのでは面白くないと思います。どんな時でもプラスに考えて野球を楽しんでください。

ベースボールパーク・フォワード野球バカ親父の写真