議会議員コラム5月号

群馬県議会議員 金沢充隆 

先月号では議員の役割について書かせていただきました。今回は、私たち群馬県議会議員の「職場」である「群馬県議会」について書いてみたいと
思います。

「県議会ってどこにあるの?」
群馬県議会は前橋市にあります。33階建ての群馬県庁の隣にある「群馬県議会議事堂」と呼ばれる6階建ての建物です(群馬県庁とは連絡通路で
つながっています)。誰でも出入り自由になっていて、会議も傍聴することができます。また1階には図書館もあり、本の貸し出しも行っています。ぜ
ひ一度見学に来てください!
県議会議員って何人いるの?」
群馬県議会の定数は50名(※他の選挙に出馬するため3名が辞職し、現在は47名です)。群馬県内35市町村を18の選挙区に分け、それぞれの地
域から議員が選出されます。私が選出されているのは「藤岡市・多野郡選挙区」で、藤岡市・神流町・上野村から2名の議員が選ばれています。高崎市
選挙区(定数9名)や前橋市選挙区(定数8名)などは定数が多い一方、富岡市選挙区や沼田市選挙区などは定数1名と、人口によって選ばれる議員
の人数が異なっています。
「そのうち女性は何人?」
47名のうち女性は4名です。女性の活躍が叫ばれている中でちょっと少ないという印象ですかね?もちろん最終的には有権者の判断になりますが、女性の意見や多様な考えを政治に反映
していくためには、女性議員の人数が増えていくのは自然な流れかと思っています。ちなみに外国では「クォーター制度」といって、「女性枠〇名」とあらかじめ議席を割り当てる制度が実際
に採用されています。
「若い人はどれくらいいるの?」

現在、群馬県議会議員の最年長は72歳、最年少は34歳。平均年齢は54.1歳で、年代でいうと40代(16名)が一番多くなっています。ちなみに私は43歳で、誕生日順で下から7番目になり
ます。「群馬県議会」では、県民に少しでも関心を持ってもらうため、ホームページやSNSなどで随時情報を発信しています。ぜひご覧ください。 
(※情報は全て2021年4月1日時点のものです)